
闇金の取り立ては家族の職場にも及ぶ、闇金から家族を守る解決方法
最終更新日:
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監修者
司法書士 東口 昌弘
2万件以上の闇金解決の実績のある司法書士事務所、エストリーガルオフィスの代表。
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闇金の取り立ては第一に借りた本人へと向かいます。そして本人が支払えないと緊急連絡先として伝えた会社や家族へと取り立てが向かいます。
闇金が顧客以外の第三者へ連絡できるのは、融資の際に緊急連絡先として家族等の情報を押さえるためです。
最初に渡してしまった個人情報には、闇金の取り立てが向かう恐れがあります。
親、兄弟、親戚など、闇金業者は身内の連絡先を緊急連絡先として収集します。
家族に対して代わりに支払いを求める電話が入り、そこで威圧的な口調によって脅迫することもあります。
家族はそこで初めて闇金との繋がりを知ることが多いです。
本人としては家族に借金の事実を隠しており、知られたくないと思っているため、闇金から電話をかけられてしまうだけでも大きなショックになります。
闇金の取り立ては、一般的に本人の会社に向かいます。
しかし、酷い場合にはご家族や身内の勤務先もターゲットになることがあります。
ご家族のお勤め先が公務員などの場合、特に狙われやすいです。
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闇金が会社に電話をするのは、やはり本人に代わって金を返せと言う取り立て内容が多いです。
ただ電話をかけるだけでなく、回線がパンクするほど電話をかけ続けることもあります。
本人にとって不名誉な内容のFAXを数百枚、こちらの回線をパンクさせるほど送り付けます。
闇金が良く行う嫌がらせの一つで、ピザなどの出前を大量に届けたり、救急車を呼びつけることがあります。
闇金による取り立て電話によって、精神的に負担がかかるだけでなく、実際にお金を振り込んでしまう恐れがあります。
闇金の指定する口座が、他の顧客ものであり、知らない内に闇金の共犯になってしまうこともあります。
闇金の共犯の銀行口座と疑われると、銀行口座自体が凍結されます。また、同じ名義の口座も全て凍結され、新規の口座の開設も出来なくなってしまいます。
闇金の取り立て電話がご家族の会社に入ってしまった場合、ご家族の社内での信用問題に関わります。
会社からの信用に傷がつき、闇金との関係が知られた時点で昇進に影響がでる事もあります。公務員や大きな企業などコンプライアンスがしっかりしている会社ほどリスクが高いです。そして、だからこそ闇金に狙われてしまうのです。
闇金との関わりが露見したことで解雇されてしまう危険性もあります。更に闇金からの嫌がらせや業務妨害が起こればそれだけ、立場の悪化が深刻なものになっていきます。最悪のケースとして解雇もあり得なくはないので、一刻も早い闇金解決が求められます。
闇金に強い司法書士や弁護士は、闇金問題が一分一秒を争う問題であることを理解しています。
そのため、スピーディーに問題を解決するように努めているはずです。
闇金問題は、闇金からの取り立てや嫌がらせが発生する前に解決しておきましょう。